65daysofstatic 「One Time For All Time」 [レビュー(数字)]

れびゅれびゅ


65daysofstatic 「One Time For All Time」

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イギリスのポストロックバンド、65daysofstaticの2ndアルバム。2005年作。

Track List
1. Drove Through Ghosts To Get Here
2. Await Rescue
3. 23kid
4. Welcome To The Times
5. Mean Low Water
6. Climbing On Roofs (desperate edit)
7. The Big Afraid
8. 65 Doesn't Understand You
9. Radio Protector
10. AOD
11. The Major Cities Of The World Are Being Destroyed One By One By The Monsters
(10. 11.は日本版ボーナストラック)


しばらく前に、無性にブレイクビートを聴きたくなった時期があったのですが(どんな時期だ)、その時に手に取ったのがこの作品。何気にポストロックと呼ばれるジャンルの初体験の作品でもあったり。


変幻自在なブレイクビートとノイジーなギター、はかない旋律を奏でるキーボード。これらの基本骨格に電子音で大胆に彩が加えられた楽曲は、小難しいことをするわけでもなく純粋に各要素の面白さ、美しさで勝負してきている感じがあり、ポストロックっていう敷居の高そうなジャンルですが、だれでも楽しむことができます。しかしながら油断していると、狂暴性をむき出しにした轟音にあっという間に呑み込まれてしまうようなスリルも内在していて、決してイージーリスニング的に聴けるような代物ではないです。

まぁブレイクビート満載の曲をイージーリスニングとして聴く人はあまりいないでしょうが。

まどろんだ意識を荒々しくも心地よく覚醒させてくれるような、そんな作品です。

65daysofstatic「Drove Through Ghosts To Get Here」



ポップなロボットですね(何


65daysofstatic「Await Rescue」



メタルっぽいリフもあったり


65daysofstatic「Radio Protector」



中盤から後半にかけての高揚感は異常。
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コメント 2

老年蛇銘多親父

これはなかなか聴き応えのあるサウンドですね。

プログレでもないしメタルでもない

いかし両者の良さがあるような。
混沌と安らぎが共存した斬新なサウンド、気に入りました。
by 老年蛇銘多親父 (2011-11-22 05:42) 

snowman

>老年蛇銘多親父様
この手のサウンドを形容する言葉を見つけられなかったので適当感の漂うレビューになってしまいましたが、気に入っていただけたようでよかったです^^

このあたりの領域にも深入りしていきたいのですが、調べてみても情報が氾濫していて手を出せない現状。うーむ…^^;
by snowman (2011-11-24 18:51) 

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