PJ Harvey 「White Chalk」 [レビュー（Ｐ）]
この前は「躁」だったので、今回は「鬱」で（待て
どちらかというと夜に聴いてほしい作品です。ですから貼ってあるYou Tubeもできれば夜に聴いてほしいです（じゃあ何故昼に書く＾＾；）PJ Harvey「White Chalk」
PJ Harveyの7th。2007年作
Track List
1. Devil
2. Dear Darkness
3. Grow Grow Grow
4. When Under Ether
5. White Chalk
6. Broken Harp
7. Silence
8. To Talk to You
9. Piano
10. Before Departure
11. Mountain
イギリスのシンガーソングライター（でいいのかな？）、PJ Harveyさんです。この人、本来ならギターをかき鳴らしてロックをやってる人らしいですが、このアルバムを聴く限り、全く想像できません。ピアノやオルガンのような楽器を始め、あらゆる（アコースティック系の）楽器が使われてます（おもちゃのような楽器も使ったんだそうです）。曲によってはロックかどうかも怪しいくらい。
曲の方ですが、まさにジャケットが如実に語っています。静寂の中に白く揺らめくピアノの旋律。そこにかぶさるか細いボーカル。恐ろしいほど暗く美しい世界。聴いていると本当に魂を持って行かれそうになります。「Kid A」の頃のRadioheadが電子楽器もギターも一切使わずに曲を作ったらこうなりそうな気がします。
この作品は曲による明確な差異があまり存在しないです。11曲、33分。丸々使って一つの世界を作り上げてる感じ。紹介文を書く方としては書くことに困るわけですが、逆に何も書かない方がいいのでしょう（苦笑
一応「今」気に入ってるのは以下の曲
4. When Under Eather
10. Before Departure
11. The Mountain
ですが、どうもこのアルバムは聴くたびに毎回毎回好きなものが変わるタイプです。
PJ Harvey「When Under Eather」
かなり単調な曲。なのに何故、ここまで心惹かれるのか。
PJ Harvey「The Mountain」
最期の盛り上がりがやばいです。「今から天国へフェードインしていきましょう」みたいな（待て
自分はこの作品を聴いたとき、「暗い海の底」というようなイメージを持ちました。…夜、このアルバムを聴きながら海に散歩に行くのは控えた方がいいかもしれません（ちょっと待て！！
どちらかというと夜に聴いてほしい作品です。ですから貼ってあるYou Tubeもできれば夜に聴いてほしいです（じゃあ何故昼に書く＾＾；）PJ Harvey「White Chalk」
PJ Harveyの7th。2007年作
Track List
1. Devil
2. Dear Darkness
3. Grow Grow Grow
4. When Under Ether
5. White Chalk
6. Broken Harp
7. Silence
8. To Talk to You
9. Piano
10. Before Departure
11. Mountain
イギリスのシンガーソングライター（でいいのかな？）、PJ Harveyさんです。この人、本来ならギターをかき鳴らしてロックをやってる人らしいですが、このアルバムを聴く限り、全く想像できません。ピアノやオルガンのような楽器を始め、あらゆる（アコースティック系の）楽器が使われてます（おもちゃのような楽器も使ったんだそうです）。曲によってはロックかどうかも怪しいくらい。
曲の方ですが、まさにジャケットが如実に語っています。静寂の中に白く揺らめくピアノの旋律。そこにかぶさるか細いボーカル。恐ろしいほど暗く美しい世界。聴いていると本当に魂を持って行かれそうになります。「Kid A」の頃のRadioheadが電子楽器もギターも一切使わずに曲を作ったらこうなりそうな気がします。
この作品は曲による明確な差異があまり存在しないです。11曲、33分。丸々使って一つの世界を作り上げてる感じ。紹介文を書く方としては書くことに困るわけですが、逆に何も書かない方がいいのでしょう（苦笑
一応「今」気に入ってるのは以下の曲
4. When Under Eather
10. Before Departure
11. The Mountain
ですが、どうもこのアルバムは聴くたびに毎回毎回好きなものが変わるタイプです。
PJ Harvey「When Under Eather」
かなり単調な曲。なのに何故、ここまで心惹かれるのか。
PJ Harvey「The Mountain」
最期の盛り上がりがやばいです。「今から天国へフェードインしていきましょう」みたいな（待て
自分はこの作品を聴いたとき、「暗い海の底」というようなイメージを持ちました。…夜、このアルバムを聴きながら海に散歩に行くのは控えた方がいいかもしれません（ちょっと待て！！
2009-09-26 14:25
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コメント(10)
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すごい。この感じ大好きです
by bassb0y (2009-09-26 23:03)
＞bassb0y様
気に入ってくださったようでよかったです＾＾
この人の他の作品は知らないのですが、White Chalkは凄まじい雰囲気を持った作品だと思います。…結構好みは分かれそうですが（苦笑
by snowman (2009-09-27 01:11)
＞August Rush様
ハートありがとうございます＾＾
by snowman (2009-09-27 01:11)
バッキングは単調かもしれませんが、ヴォーカルラインはメロディアスで、ゴシックメタルっぽい雰囲気を感じました。
Within Temptation風のアレンジだと、グッときそうです。
by Contrex (2009-09-27 09:50)
＞Contrex様
確かに、ゴシックっぽい感じはしますね。Within Temptation風のアレンジも面白いかもしれません＾＾
ただあのようなアレンジをする場合、今みたいな「パーソナルな雰囲気」が損なわれないかが心配＾＾；控えめ控え目でお願いしたいところ。
by snowman (2009-09-27 12:05)
＞ジルベール様
ハートありがとうございます＾＾
by snowman (2009-09-27 13:46)
＞ジンジャー様
ハートありがとうございます＾＾
by snowman (2009-09-27 22:42)
＞kyoka様
ハートありがとうございます＾＾
by snowman (2009-09-28 02:43)
独自の世界を作り出した作品ですね。
生楽器のみで、かなり単調な感じ。
映画なんかで使われたら、不思議な世界ができるかも。
暗く、美しい。
これが、キーワードですね。
by ギターも弾けるバサー (2009-09-29 14:27)
＞バサー様
このタイプの曲が33分続いていきます＾＾； ですが飽きることはありませんね。むしろこの33分という時間が作中世界に吸い込まれていく時間と一致しているようで、最後は（変な言い方ですが）気分良く終わります。
映画音楽…いいかもしれません。ベタに夜のシーンでもいいですし、何らかの悲劇が起こるシーンでもいいかもしれません＾＾。ただし細心の注意を払って使ってほしいものです（前も似たようなこと書いたな）
by snowman (2009-09-29 23:44)